
複数名・複数拠点での訂正およびエントリ、さらにはその進捗管理も可能です。
OCR専門メーカーのエンジン性能とエントリー専門業者が利用するエントリーシステムの使いやすさで、一般企業の入力部門でも安価に導入・利用できます。またRPAなどと組み合わせることで、生産性向上のための業務自動化ソリューションを幅広いユーザーに提供可能です。
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OCR Multi Entry Stageは、従来方式のOCRエンジンやAI-OCRエンジン、またOCR Multi Entry Stage v.2.0から新連携したクラウド型のOCRで構成されています。帳票や認識項目に応じた段階的なOCRエンジン導入が可能なため、低コストからの運用が可能です。従来OCRとAI-OCRはオンプレミスでのOCR運用(非クラウド)が可能です。

高精度で安定しやすい文字枠内の手書き文字や活字文字、バーコード・QRコードは従来のOCRで認識。フリー枠内の手書き文字など、従来の安定しなかった文字はAI-OCRにするという使い分けが可能です。

※AI-OCRは氏名・氏名フリガナ/ふりがな・郵便番号・住所・電話・FAX・数字・金額・日付項目に対応しています
AI-OCRは毎年決まった金額のみ・追加料金なしの安心プランです。
項目・文字・ページ単位といった重量課金がないので追加料金を心配する必要がありません。

OCR Multi Entry Stage v.2.0からはAI-OCRの数字認識の精度が全般的に向上。さらに、罫線や文字同士で接触している数字の認識精度を向上させ、数字以外の記号や点線は無視して認識することにより、データ入力を効率化させます。
「文字」と「罫線」が接触した文字、また文字同士が接触した際の認識精度が向上しました。
数字専用設定にて、数字以外の記号等を認識結果から除外します。電話番号のハイフン・カッコを除外し数字だけ出力する場合などに利用します。

OCR Multi Entry Stage v.2.0から「Google Cloud のCloud Vision API」と新連携しました。一般名称欄や備考欄など認識項目を限定せずに対応が可能で、全般的に認識精度が向上します。
※「Google Cloud のCloud Vision API」は定額制ではありません

キー&バリュー方式とはカテゴリのキーワード(キー)をOCRで発見し、その相対位置から読み取り対象(バリュー)を自動で抽出するしくみです。以下の例では、「工事番号」と「見積番号」をキーとして、「012345」「A123-001」の値を抽出しています。

異なるレイアウトの非定型帳票から必要な項目(例:日付・金額)を自動検出・認識します。
認識結果と元帳票を並べて表示し、比較しながら修正することが可能です。確認項目の順序は固定され、帳票が切り替わっても同じ画面で連続した修正作業を行えます。


多彩なデータ入力画面で、使う人を最優先に考えた操作性の高いUIを搭載しています。各オペレータそれぞれで使いやすい訂正画面の選択利用が可能です。また、管理者の権限設定により、表示フィールドを限定するなど、セキュリティ対策も考慮されています。
オペレータ目線で考えられた多彩なデータ入力画面。使う方が好みの画面を自由に配置可能です。作業効率アップとミス削減できます。各種操作ウインドウを2画面に振り分けて表示することが可能です。帳票の画像イメージ・認識結果の訂正画面をそれぞれ別ディスプレイで大きく表示し、訂正しやすくします。また、画像イメージや訂正画面などのウインドウは、すべて、表示/非表示の切り替えが可能です。

原本イメージと訂正画面を並べて表示。元原本イメージと見比べながら修正可能です。修正箇所がバラバラで複数存在している場合などにおすすめです。
スキャン画像上に、認識結果をオーバレイで表示します。認識結果が元の文字のすぐ近くに表示されるので確認しやすくなります。スキャン画像に表示されている認識結果を直接、訂正することも可能です
帳票から切り出したフィールドイメージ単位で表示します。必要箇所のみ表示させる設定ができるので、慎重に扱う必要がある個人情報等の訂正も安心です。
管理者による一元管理で複数人・複数拠点での訂正が可能です。
項目ごとで訂正担当を分け、担当外の項目は非表示にしておけば情報漏洩リスクも低くなります。
管理者は全データの訂正状況(未訂正/訂正中/一時訂正/訂正完了)がリスト一覧でわかり、オプションツール(DataNature)を使えば、訂正状況や担当者ごとの進捗状況をグラフ化して表示することも可能です。

さまざまな訂正サポート機能をご用意しています。
データの正確性が求められる業務用に、複数オペレータの確認・訂正結果が一致しなければ出力させないベリファイ機能を搭載。1名で確認・訂正を行うよりも安定して高品質なデータ化を行うことができます。

項目単位でオペレータの訂正履歴を記憶し、項目毎に個別学習データを作成することで、業務に適した認識を実現します。

誰でも簡単に読み取りテンプレート作成が可能です。帳票変更のたびに設定作業費などの余分な費用が掛かることもなく、ランニングコストが低減。またマスタチェックや出力設定など詳細な設定も簡素化されているため、高品位なデータエントリとシステム連携を可能にします。


訂正完了データや破棄データを抽出・出力。進捗管理やデータ活用に使用できます。

過去に訂正したデータを自動学習。次回に同じ誤りがあれば自動で置換します。

アクティブスタンバイで構成で1つのデータベースに障害が発生しても業務を停止することなく利用可能に。

他の人に訂正依頼する場合や確認が必要な場合はメモ欄に入力。情報共有することができます。

桁数や文字種を指定しておき、該当しない結果の場合には赤字で表示します。チェック見逃しを減らせます。

マスタデータを作成可能。製品番号と製品名の組み合わせを登録しておけば未入力項目の確認も簡単です。

OCR Multi Entry Stage v.2.0 基本ライセンス | 1,000,000円(税抜) |
OCR Multi Entry Stage v.2.0 利用料(年額) | 600,000円(税抜) |


OS | Windows Server 2022 / 2019 / 2016 |
CPU | Xeon プロセッサー 8 コア以上 |
メモリ | 8GB以上 ※サーバーモード16GB 以上、AI-OCR オプション使用時32GB 以上 |
OS | Windows 11 / 10 |
CPU | Intel Core i5 第10 世代以上 |
メモリ | 8GB以上 |
読み取り言語 | 日本語 |
データベース | PostgreSQL |
最大処理量(DB登録件数) | 50万件 |
同時クライアントアクセス数 | 100クライアント ※ご相談ください |
遠隔地対応 | データベースへの接続が可能であるネットワーク環境 |
手書き | 数字・英字・カタカナ・記号・ひらがな 漢字(JIS第1水準2965種、第2 水準454種) ※AI-OCR利用時は上記に加え、以下の文字種が追加 【姓名漢字】漢字(JIS第2水準859種)・その他 【住所漢字】漢字(JIS第2水準455種)・その他 |
OCRフォント | OCR-B : 数字・英大文字・記号 OCR-K : カタカナ |
活字 | 全字種マルチフォント : 数字・英字・カタカナ・記号・ひらがな 漢字(JIS第1水準2965種、第2水準3390種)・ギリシャ文字 NEC機種依存文字 数字・英字・記号マルチフォント : 数字・英大文字・記号 数字マルチフォント : 数字・記号 12Fフォント : 数字 IBM407フォント : 数字 |
バーコード/QRコード | JAN8、JAN13、ITF、CODE39、CODE128、NW-7 カスタマバーコード、QR |
画像サイズ | 【スキャナ】最大A3サイズ(最小はスキャナに依存) 【カメラ】最大A4サイズ |
画像形式 | 白黒2値・グレースケール・カラー ※1bit/8bit/24bitに対応(32bit画像には非対応) |
ファイル形式 | BMP・TIFF(非圧縮・G3・G4圧縮・LZW圧縮/マルチ・シングル)・JPEG・PDF(1.3以降) ※TIFFの1bitパレット画像、JPEG圧縮は非対応 |
画像解像度 | スキャナ画像:200~600dpi(QRコードは400dpi以上を推奨) カメラ画像:500万画素~3500万画素 |
出力形式 | CSV形式・TEXT形式(Shift-JIS)・XML形式 |
画像出力 | Bitmap、TIFF、JPEG、PDF ※帳票全体、指定領域(フィールド) |
フィールド出力形式 | 空白削除・0詰・固定長バイト指定が可能 |
後処理 | テキスト出力後にBATファイルを実行可能。 ※テキスト出力前にもBATファイルの実行が可能。 |
自動出力 | 自動出力処理が可能 |
