本人確認ソリューション(OCRライブラリ)
本人確認書類「運転免許証、マイナンバーカード、在留カード」に特化したOCRライブラリの新バージョン
各カードの券面情報をOCR処理し、「氏名」「住所」「生年月日」などをデータ化(テキスト化)することで、本人確認や個人情報の入力補助などに活用できる、システム開発向けOCRライブラリです。本人確認の証明書として利用頻度が高い「運転免許証」や「マイナンバーカード」、そして日本に中長期間在留する外国人に交付される「在留カード」に対応しているため、国籍に関係なく、幅広いユーザの利用が可能です。
本ライブラリは、本人確認の証明書として利用頻度が高い「運転免許証」や「マイナンバーカード」および日本に中長期間在留する外国人に交付される「在留カード」に対応したシステム開発向けOCRライブラリです。各カードの券面情報をOCR処理し、「氏名」「住所」「生年月日」などをデータ化(テキスト化)することで、本人確認や個人情報の入力補助などに活用いただけます。
また記載項目の論理チェック、住所変更欄の記載有無チェック、秘匿情報部分のマスキング機能を搭載し、各種カード発行業務、会員情報登録業務、店舗での受付業務など、本人確認ソリューションに最適なライブラリとなっています。
撮影時の手振れ・ピンボケや撮影環境による明るさ、暗さによる画質条件の悪い文字の認識精度を向上しました。(※対象:マイナンバーカードの氏名・住所欄、在留カードの番号・住所欄)
また住所項目の精度が向上しました。(※対象:運転免許証・マイナンバーカード・在留カード)
運転経歴証明書の対応およびマイナンバーカードOCRの対応プラットフォームを拡大し、新たにiOS版、Android版、Cloud API版を追加リリース。本人確認書類として更に利用シーンの拡大が予想されるマイナンバーカードも専用OCRサーバを用意することなく、スマートフォンやタブレットなどと連動した開発が可能となりました。
免許証認識ライブラリ(Windows、Linux、Cloud) | 2023年9月15日(金)発売 |
マイナンバーカードOCRライブラリ(Windows、Linux、Cloud) | 2023年6月30日(金)発売 |
マイナンバーカードOCRライブラリ(iOS、Android) | 2023年9月15日(金)発売 |
在留カードOCRライブラリ(Linux) | 2023年6月30日(金)発売 |
カメラ画像補正ライブラリ(iOS、Android) | 2023年9月15日(金)発売 |

免許証、および運転経歴証明書を認識します。
免許証・運転経歴証明書の表面は氏名・生年月日・本籍・住所・交付日・有効期限・免許証番号など全項目を認識。また、免許証に記載されている生年月日/ 交付日/ 有効期限/ 免許証番号/ 取得日各項目のOCR 結果に対して論理チェックで誤読箇所の発見を支援します。


不要な領域をマスキングすることで、管理リスクを軽減して画像データを保存することが可能です。

免許証特有の特殊カナ・半角漢字を認識

免許証領域のトリミング、カメラ画像特有のゆがみ補正

氏名欄に記載された旧姓を認識し【氏名】と【旧姓】の項目にそれぞれ出力

免許証画像の裏面切り出し、備考欄記載有無チェック

有効期限欄の色判定(ゴールド・ブルー・グリーン)
マイナンバーを通知するために自治体から書面で送付される通知カード、およびマイナンバーカード(表裏)の読み取りに対応。
表面の氏名、住所、生年月日、有効期限、性別、住所地市町村長、セキュリティコード、裏面の個人番号(QRコード)、氏名、生年月日などを認識。


個人番号(QRコード)、氏名、生年月日を認識。

カメラで撮影した画像からカード部分だけを自動でトリミング。
カメラ撮影時にみられる歪み等を自動で補正して認識。

個人番号の誤読や捏造を防止するチェックデジット機能を搭載

サインパネル欄の記載有無チェック機能を搭載。

住所辞書の知識処理により精度向上。姓名辞書で姓名の分割、およびフリガナ取得に対応。
日本に中長期間在留する外国人に交付される「在留カード」に対応。国籍に関わらず、幅広いユーザの利用が可能です。
在留カード表面の番号、氏名、生年月日、性別、国籍・地域、居住地、在留期間(満了日)、交付年月日、有効期限を認識。


住所項目の認識は辞書を利用した知識処理により精度を向上。

居住地欄・資格外活動許可欄の記載有無チェック

在留期間更新等許可申請欄のスタンプの有無チェック

運転免許証認識ライブラリ | 運転免許証(表 / 裏) 運転経歴証明書(表) ※運転免許証(裏)は「備考」の記載有無チェック |
マイナンバーカードOCRライブラリ | マイナンバーカード(表 / 裏) 通知カード(表) ※Cloudはマイナンバーカード(表)のみ対応 |
在留カードOCRライブラリ | 在留カード(表 / 裏) ※在留カード(裏)は「住居地記載欄」、「資格外活動許可欄」、「在留期間更新等申請欄」の記載有無チェック |
保険証OCRライブラリ | 保険証(表) |
カメラ画像補正ライブラリ | 画像内から各カード部のトリミングと補正対応 |
※運転免許証の裏面は「備考」の記載有無チェックのみとなりOCRは非対応です。
※マイナンバーカードOCRのCloud版は個人番号カードの表面のみ対応となります。
※在留カードの裏面は記載有無チェックのみとなりOCRは非対応です。
Windows | Linux | Android | iOS | Cloud | |
免許証認識 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
マイナンバーカード | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
在留カード | - | 〇 | - | - | - |
保険証OCR | - | - | - | - | 〇 |
カメラ画像補正 | - | - | 〇 | 〇 | - |
Windows版 | Windows 11 / 10(64bit) Windows Server 2022 / 2019 / 2016 ※各日本語版に対応 ※ServerOSは「ServerOS対応版」のみ対応 ※LTSC/LTSBの対応については、別途お問い合わせください。 ※32bit版では動作しません。 ※最新情報は【こちら】をご覧ください。 ※仮想環境の対応OS・動作環境は【こちら】をご覧ください。 |
Linux版 | CentOS 7(7.0~7.9) Red Hat Enterprise Linux 7(7.0~7.9) Red Hat Enterprise Linux 8(8.0~8.3) Red Hat Enterprise Linux 9(9.0~9.1) |
Android版 | Android OS 13/12/11/10/9 |
iOS版 | iOS 16 / 15 |
画像形式 | カラー画像(24 ビット) | |
ファイル形式 | Windows/Linux | JPEG、PNG、TIFF(非圧縮、LZW 圧縮)、BMP |
iOS/Android | JPEG、PNG | |
Cloud | JPEG | |
画像解像度 | スキャナ画像 | 400または600dpi(推奨:600dpi) |
カメラ画像 | 500 万画素~2300万画素 ※カード部分の切り出し画像が200万画素以上となることを推奨 |
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画像の回転 | 90度/180度/270度、縦横上下自動判定 | |
その他 | Cloud版は1ファイル当たり5MB 以下の制限があります |
認識結果文字コード | Windows | Shift-JIS |
Linux/iOS/Android | UTF-8 | |
Cloud | UTF-8(JSON形式) | |
画像 | 切り出し画像 | カラー画像 ファイル形式:JPEG / PNG / TIFF / BMP ※指定領域をマスキングした画像の出力も可能 ※Cloud版は任意の画像部分の切り出し機能はありません |
部分画像 | 顔写真など ファイル形式:JPEG/PNG/TIFF/BMP ※部分画像の切り出し領域の指定が可能 |
認識対象文字種 | 漢字(JIS 第1 水準 2965 文字、第2 水準3390 文字)、ひらがな、カタカナ、アルファベット、数字、記号9 文字 -( )[ ]/ ・ 々 ー(長音) ※免許証:上記の他に114文字 ※マイナンバー:上記の他に115文字 |
認識書体 | 明朝体、ゴシック体、教科書体等マルチフォント対応 |
姓名辞書 | 認識候補文字と姓名辞書により姓名を分割およびフリガナ、ローマ字に変換したフリガナを取得 |
住所辞書 | 認識候補文字と住所辞書により置換 |





